動く植物!親子で楽しもう ~オジギソウ~

春先にたくさん種まきをしたところ、5月初旬に可愛い芽が出てきました。今日ご紹介するのは、普段外側からは見えにくい「植物の意外な能力」に気づかせてくれる保育アイテム『オジギソウ』です。
親: さわってごらん
5歳: え~、なんで~?(怪訝)
でも、触った瞬間パッと表情が変わります。
5歳: えー!!!なんでー!!!(歓喜)
してやったり。
動画のように本葉一枚のこんな小さな芽でも、触れるとしっかりお辞儀をしてくれる姿が愛らしいですね。
ちぎっても引っこ抜いても文句を言わない植物。それがあたりまえと思っていたら、この葉っぱは反応する!!
植物もいろんなことを感じながら生きているのだろうか?子どもにとっては不思議でたまらないようです。
自分をとりまく世界はどんな仕組みで動いているのか、そんな疑問の種をまいてあげられたらいいなぁと思っています。
オジギソウはブラジル原産で草丈30~50㎝になるマメ科の植物。ネムノキを小さくしたような姿です。寒さに弱いので日本では1年草扱いですが、7月~10月にはピンクのポンポンした花を咲かせます。ネムノキが夜に葉を閉じるのに対し、オジギソウは何かに触れた時も葉を閉じます。熱や蒸発したアルコールなどでも同様の動きをし、虫や風雨から葉を守ったり、蒸散をコントロールする役割があると考えられています。
あまりクセがなく、育てやすい植物。まき時は5月~6月と今!是非種から育ててみてはいかがでしょう?