ロウソクの炎が照らす冬の時間

幼い頃私の実家にもありました。
真鍮製で天使が回るものでしたが、熱が生み出す目に見えない力を手のひらに感じながら、プロペラの回転を眺めていた記憶があります。熱エネルギーが運動エネルギーに変換されてゆく様子に、美しさと不思議さを感じました。
クリスマスピラミッドの歴史は18世紀までさかのぼり、大型のものでは数メートルの高さになります。近年では電気のライトによるものも増えましたが、この冬ショップ音賜では、昔ながらのロウソクで手軽に楽しめる小型のクリスマスピラミッド製品をご用意しました。おもちゃの街で有名なドイツ ザイフェンの製品です。
過去に輸出時の関税が重量に対して課せられていたために、ザイフェンの木工工芸品は小型化路線もたどり、小さくてもつくりが良く味わい深いことで定評があります。
ドイツ ザイフェンの人々の歴史とともに、詳しい本店ページをのぞいて頂ければ幸いです。親から子へ、子から孫へロウソクがつなぐ暖かい時間に思いをはせてみるのも良いですね。音賜本店サイト→「ウィンドミル・くまの子どもたち」