積木は買わねばならないか?!(vol.6:制作編)

本シリーズ最後の制作編です。多分もっと良い制作方法があると思いますが、今まで写真を掲載してきた積木をどのように作ったかご紹介します。娘も両面テープの紙はがしなど手伝ってくれました。
<木材をまとめる>

左は使用した材。1本ずつ切断していると時間もかかり、切断毎のばらつきも心配です。そこで両面テープ。家具作家の黒瀧道信さんのYouTube画像を参考にしました。ソーガイドの推奨する対応サイズは2×4(ツーバイフォー)で38×89mm程度。使用した木材の縦横は18×30mmなので、18mm幅を5本貼り付けて90mm幅にしました。15cm毎に切るので、両面テープも15cm毎に貼ります。
<木材をまとめる>




<木材の固定>



やり方は岡田金属さんのHPに詳しく書いてありますのでご参考に。
<木材の切断>

細くて軽いヒノキ材ですから、ほとんど力を入れなくても切れてゆきます。材を5本ずつまとめているので、60ピース分で約12〜14回切ることになります。所要時間はのんびり作業して1時間程。ノコギリのようなシンプルな道具は、私のような素人が妙な作為をもって使うとロクな事になりません。力を込めず、ひたすた真っ直ぐ引く事だけを考えて切断しました。写真のように1mm厚にスライスもできました。娘には、私がケチケチ切ったバターに見えたらしく、気がついたらおままごとのパンケーキの上に乗せられていました(笑)
<研磨>
素人が面をしっかり平らに研磨することは困難です。写真のように、ソーガイド+7寸目ノコギリの切断面はきれいなので、四隅の角だけサンドペーパーで落とし断面はあえて研磨しません。
実は角とりや研磨は、積木の使い心地に非常に大きな影響を与えます。ほんのわずか研磨したただけで、手触りは劇的によくなります。けれど、ほんのわずか削り過ぎただけで、積木を組んだ時のぐらぐら感が非常に大きくなります。
<木材の切断>


<研磨>

実は角とりや研磨は、積木の使い心地に非常に大きな影響を与えます。ほんのわずか研磨したただけで、手触りは劇的によくなります。けれど、ほんのわずか削り過ぎただけで、積木を組んだ時のぐらぐら感が非常に大きくなります。

ちょっと長くなりましたが、以上がおんたま流自作積木の制作方法でした!
閲覧頂いた方の身近で、何かのお役にたてば幸いです。m(__)m