積木は買わねばならないか?!(vol.3:材料編)

さて前回に引き続き、大量ピース積木の自作方法です。
今回は使用した材をご紹介します。
ゆがみが出にくいことで知られる“通直木理”をうたった国産無節ヒノキ材を使用しました。高級建材や建具用途の美しい角材です。
次回は積木のサイズについてご紹介します(^^)
DIY積木に使用する木材

そんな角材をどこから手に入れたかというとネット通販最大手。全国どなたでもお買い求め頂けます^^
実は家具用のエゾ松や桐などでも試したのですが、やはりヒノキの香りの秀逸さは抜きん出たものがあります。また無処理で建築基礎としても用いることのできるヒノキは耐久性、防虫防カビ効果ともに申し分ありません。積木を積んでいると、ふんわりと香りが漂います。
我が家で選んだサイズは 910x18x30 (10入)です。約15cm間隔で切断して60ピースできます。
1ピース約53円。60ピースで約3,500円。ピースの大きさ等にもよりますが60〜100ピースで1〜2万円程度が市場の中心と考えると、かなりの節約になりそうです。材のサイズやランク・入手先を追求すれば、もっと安くできるでしょう。写真の子供が覗きこんでいる円筒状の構造で60ピースです。
軽いのに大変強く、変化が少なく、腐食に強く、香りも手触りも良いヒノキ!
DIY積木に適した材質は
材を考える時、ねじれや曲がりなどの経年変化が問題です。市販の積木では、杉や松(ヤニの少ないヨーロッパ産)を使用したものがありますが、ヒノキ材の曲がりやねじれの少なさは、杉や松材等と比較しても全く遜色ないようです。軽いのに大変強く、変化が少なく、腐食に強く、香りも手触りも良いヒノキ!
なぜヒノキ製の積木が少ないのか不思議に思っていました。積木が欧州中心に発達した点と、ヒノキが日本と台湾にしか分布していない点がその理由かも知れません。。。
この妙なる香りの材の積木を、逆に欧州に輸出しては・・・?などと妄想も膨らみます。
次回は積木のサイズについてご紹介します(^^)